大阪・道頓堀のとんぼりリバーウォークで11月3日、「にぎわいスクエア」が催され、「道頓堀Web-TV」のお披露目が行われた。
「道頓堀Web-TV」は道頓堀エリアを中心に、音楽ライブなどのイベントを映像で発信するもの。商店街と連携し、道頓堀に設置されたデジタルサイネージ「トンボリステーション」やインターネット、既存メディアを活用し、地域の価値を高める活動を行っていくという。同活動には学生や若者らが参加していることから、担当者は「産学協同で進めていきたい。若者の雇用創出や商店街の活性化につながれば」と期待を寄せる。
この日は、大阪で活動するミュージシャンZaZaさんが、吉本新喜劇の曲としても知られる「2人でほんわかほ」の道頓堀バージョンをテーマソングとして熱唱。道頓堀と九条を拠点に活動するダンス・ボーカルアイドルユニット「OSAKA BB WAVE」が、今回のお披露目のために考えられた振り付けを披露し、対岸の観客を沸かせた。
併せて同活動のマスコットキャラクターとして、タヌキの「道頓かぶきち」のお披露目も。道頓堀には「淡路から芝居を見にやってきたタヌキ」の伝説があることから、その子孫が再び大阪にやってきたという設定で生まれたという。イラストは同活動に参加する学生たちが制作。当日は、トンボリステーションに映し出された同キャラが「かぶきちとWeb-TVをよろしく」とPRし、大阪ミナミを紹介する映像が映し出された。