ホテル日航大阪(大阪市中央区西心斎橋1)に、巨大なケーキツリーが登場した。
今年、開業30周年を迎えた同ホテルは、30周年の集大成として、2階ロビーで高さ3メートルの「しあわせのケーキツリー」の展示を始めた。ツリーには「希望に輝く星たちがきらきら降り注ぐメルヘンの世界をイメージ」して星形の飾りをちりばめた。若手パティシエの河合直樹さんがデザインを担当し、ペストリースタッフらと約3週間かけて製作した。
同フロアのカフェレストラン前には、マカロンやキャンディー、クッキーなどで作ったお菓子の家「ジンジャーブレッドハウス」も設置。高さは70センチ。ベテランパティシエ大石貢一さんがデザインを担当し、ケーキツリーと同時期に同じメンバーで仕事の合間を縫って製作した。
同ホテルは12月1日、30周年企画の一つとして、老舗飴(あめ)菓子専門店「喜多林堂」(阿倍野区)と「帝塚山学院大学」(堺市)とコラボし、オリジナル飴の販売を始めた。大阪文化としての「あめちゃん」にこだわり、同店の商品「有平糖(ありへいとう)」をベースに、紅茶(500円)、抹茶(600円)、梅(500円)の3種類を用意した。
ケーキツリーとジンジャーブレッドハウスの展示は、12月25日まで。