道頓堀周辺で毎週土曜日朝に清掃活動を続けている「道頓堀の掃除を楽しむ会(略称=道楽)」の清掃活動が、1月26日で200回目を迎えた。
この清掃活動は、親学推進協会大阪事務局(大阪市中央区)の杉本哲也さんが、「飲みに行った帰りに道頓堀を通ったら、ゴミがたくさん落ちていた」ことから、2009年4月、1人で始めたもの。毎週土曜日の6時に道頓堀交番前に有志が集まり、道頓堀の御堂筋~堺筋間を約1時間半かけ清掃している。
200回目を迎えた1月26日は、地元商店会関係者や学生団体なども参加し、総勢約100人で清掃活動を行った。強風が吹くなか、空き缶やタバコなどを拾い集めたほか、路面に付いたガムを取り除くなどした。
清掃活動後には、柏木陸照中央区長が駆け付け、杉本さんに感謝状を手渡した。柏木区長は「未来の世代に誇れる街を残したい」とあいさつした。また地元の道頓堀商店会からも名誉会員として会員章が贈られた。