大阪・アメリカ村の御津公園(通称=三角公園、大阪市中央区西心斎橋2)で3月11日、地元の飲食店などが参加し「第1回アメホリバル防災訓練」を行った。
防災訓練は、三角公園と堀江公園(西区南堀江1)で2日に分けて行われる。参加するのは、昨年10月、アメリカ村・堀江エリア一帯で行われた関西最大級のバルイベントに参加した100以上の店舗や大阪南商店街会連合会「アメリカ村の会」など。「地域ごとの町会や連合会では防災訓練は行っているが、今までの防災訓練にない、地域で働く人が、来街者らの『人の命を守る』という訓練をする」(アメホリバル実行委員会の梅田りささん)。
同日、三角公園で行われた決起大会では、東日本大地震発生からちょうど2年となる3月11日14時46分に1分間の黙とうをささげた。同会の井原正博会長は「日常的に防災意識を高め、一人一人が防災リーダーとなってほしい」とあいさつした。また、非常食のアルファ米や乾パン、水缶を展示したほか、防災パンフレットも配布した。
3月18日には、堀江公園で、西消防署や学生らも加わり、地震体験、搬送体験、応急処置体験、心肺蘇生法(AED)体験、協力店による炊き出し、学生による子ども向けケアなどの防災イベントが行われる。開催時間は13時30分~15時30分。