TOHOシネマズなんば(大阪市中央区難波3)で6月15日、公開が始まったばかりのホラー映画「絶叫学級」の舞台あいさつが行われ、主演の川口春奈さんが登場した。
2008年より少女漫画誌「りぼん」(集英社)で連載されている漫画家いしかわえみさんのホラー漫画を実写化した同作品。シリーズ累計130万部を売り上げる人気コミックで、テレビ番組「おはスタ」でのアニメ化などもされている。ストーリーは、12年前に亡くなった少女・黄泉を中心に都市伝説が伝わる女子高を舞台に、誰もが持っている人間の心の中にある「ちょっとした悪」を描く。「ホラー的な要素だけではなく、人間の怖さ、人間として感じられるものが詰まっている」という。
主人公の加奈を演じた川口さんは「自分にとって大事な人とのつながりをあらためて感じることができる映画。作品を通じて何かプラスになれるようなきっかけになればという思いで撮影した。同年代をはじめ、たくさんの人に見てほしい」と呼び掛けた。
川口さんは雑誌「二コラ」でモデルデビュー後、CM、ドラマ、映画で活躍する。代表作はテレビドラマ「GTO」相沢雅役、映画「桜蘭高校ホスト部」藤岡ハルヒ役など。同作品では欲望のまま急激に変化する普通の女子高生を演じている。