大丸心斎橋店(大阪市中央区心斎橋筋1、TEL 06-6271-1231)で8月2日、地元小学生が参加し、職場体験学習が行われた。
体験学習は、毎年夏休みに大阪市立南小学校(東心斎橋1)の5・6年生の児童を対象に行われている恒例行事で、今年は22人が参加した。接客、販売、案内係など店内の12カ所に配属された児童たちは、各売り場のスタッフから手ほどきを受け、店頭に立った。
本館地下1階のベーカリー売り場「ポール・ボキューズ」では、「あったらいいな こんなパン」をテーマに、児童が考案したオリジナルパンを販売した。新幹線をイメージしたパン「夢の超特急」(189円)を考案した5年生の高畑天則さんは「自分の考えたパンが選ばれてとてもうれしい。売り場に立つことで、売っている人の気持ちが分かった」と話す。同売り場では8月13日まで、「大丸パン」(168円)、「たこやきあんぱん」(210円)など児童が考案した6種類のパンを販売する。
本館1階の婦人洋品売り場では、レジカウンターに2人が配属。来店客と言葉を交わすなどの場面も見られた。