大阪・心斎橋の「ホテル日航大阪」(大阪市中央区西心斎橋1)3階のフランス料理店「レ・セレブリテ」が3月10日、低糖質を意識したフレンチコースメニューの提供を始めた。
コースメニュー「キュイジーヌ セイン」(=フランス語で「健康的な料理」の意味)は、コースメニューで通常約83グラムある糖質を、「厳選した食材、フレンチの調理法、テクニック」(同ホテル)により、約29グラムと半分以下にまで抑えたものだという。ダイエットや食事制限のためなど低糖質食品を必要とする人でも「糖質は気になるが、フランス料理をおいしく食べたい」という声があったことから開発した。
減塩スモークサーモン、豆腐とシイタケのポタージュ、子羊のグリル赤みそのソースなど、前菜、スープ、魚料理、肉料理、デザートの5皿のメニューで構成するもので、4皿、3皿での提供も可能。価格は5皿=6,200円、4皿=5,200円、3皿=4,200円。同メニューの提供はランチタイムのみだが、ディナータイムも5皿コースを7,200円で提供する。
同店シェフの西村徹さんは「低糖質を意識しながら食材や調味料を選び、おいしく食べていただくために調理法を工夫した。パンは、ふすま粉やおからを配合し小麦粉を減らすことに苦労した。たくさんの人にフランス料理を楽しんでほしい」と話す。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時30分~21時30分。ディナーのみ月曜・火曜定休。