オンリーネット(大阪市中央区南船場4)は3月28日、ガールズファッション誌「ドリームガールズ」を創刊した。
読者ターゲットは「ファッションに目覚めた女の子やもっと個性を発揮したい女子小・中学生」(同社)。ファッション情報を中心に、ダンスや料理なども取り扱う。創刊号の特集は「SNAP SNAP KANSAI」。アメリカ村や堀江エリアなどで撮影したスナップを掲載する。そのほか、「春本番!今欲しいブランド 新作コレクション」「メイク初心者必見 Aya先生のヘアメイク講座」「アイディア勝負☆ワンポイント小物テクニック」などを掲載する。A4サイズで132ページ。価格は626円。関西の書店で販売する。
雑誌は今後、奇数月に刊行するほか、雑誌と連動した撮影会・ショーなどの参加型イベント、読者が誌面に登場できる発掘企画、本誌とウェブとの連動企画、グッズ展開なども予定する。読者参加型イベントの第1弾として、ファッションショー「DREAM KIDS Collection」を8月12日に「グランフロント大阪」(北区)で開く。モデルを一般公募し、書類選考とオーディションを勝ち抜いた子どもたちがモデルとしてランウェーを歩く。
広報担当の上さち子さんは「おしゃれ好きな小学生向けの子ども服市場がここ数年、急速に成長拡大している。例えば阪神百貨店梅田本店が5年ほど前から強化してきたJS(女子小学生)ファッション売り場は、今や『JSの聖地』と呼ばれるほどになった。関西がJS文化発信基地であるというプライドを持って、鮮度の高い情報感性を全国へ産地直送したい」と話す。