「バンタンデザイン研究所」大阪校(大阪市中央区西心斎橋2)の学生と、エクステ専門のヘアサロン「Tomato」(本社=浪速区)が7月、大阪のヘアスタイルを発信するコラボマガジン「Tomato」を制作した。
同プロジェクトは、大阪アメリカ村の新しいスタイルをアジアに向けて発信し、アジアと直接つながることで、大阪のヘアメーク業界を活性化させたいと考える「Tomato」と、同校によるコラボプロジェクト。スタイリスト本科6人、メーキャップアーティスト本科12人の計18人が参加した。
4月24日に行われたオリエンテーションから5月30日の撮影までの約1カ月で制作。16ページのビジュアルマガジンは、「エクステの最新トレンド」「大阪アメリカ村のNEXTスタイル」「中国、韓国、日本の民族衣装をMIXしたスタイリング・ヘアメーク」の3部構成。近々、韓国のファッションイベントや、美容大学約40校などに配布を予定する。
「大阪アメリカ村のNEXTスタイル」のページを手がけたヘアメーク本科の田中瑠璃姫さんは「パンク、ヒップホップ、サイバー、スケーターの4つのファッションキーワードとモデルを決め、にぎやかで個性のあるアメリカ村っぽさを出しつつも、全体的に統一感を持たせた」と話す。「中国、韓国、日本の民族衣装をMIXしたスタイリング・ヘアメーク」のページを手がけたスタイリスト本科の前畑麻衣さんは「着せ方の違うそれぞれの国の衣装にまとまりを出す点に苦労した」とも。