大阪・ミナミエリアのデジタルサイネージやフリーペーパー、SNSなどの広告媒体が連携し、今年4月に立ち上がった一般社団法人「ミナミ媒体協会」（大阪市中央区博労町4）が現在、「ミナミPR大使オーディション」を行っている。

ミナミエリアを走る「自転車宣伝カー」

　「大阪の魅力をより多くの方に伝えるとともに、ミナミを訪れる買い物客や観光客一人ひとりに向けて効果的な情報を発信したい」（同協会）と、ミナミエリアで展開するデジタルサイネージ、自転車宣伝カー、タクシー広告、フリーペーパー、SNS、ブロガー、F1層を中心としたモデルなど、デジタル・アナログを問わずさまざまな媒体が連携して「ミナミの街そのものをメディア化させることで、さまざまなムーブメントを巻き起こしていく」（同）ことを目的に設立された。

　各種広告媒体の窓口を一元化することで、広告主の手間の簡素化や、パッケージ価格による低価格、時期を統一したエリアプロモーションが容易になる、などのメリットがあるという。映画や音楽などのプロモーションを想定。同協会広報担当の横井哲也さんは「大阪といえばミナミ。何らかの告知をする時に使ってほしい」と話す。

　今回のオーディションは、各種媒体を通じて同協会のPRを行うイメージガールを募集するもの。現在、1次審査を行っており、応募締め切りは8月31日。詳細は同協会のフェイスブックページで確認できる。