スイスホテル南海大阪(大阪市中央区難波5)で10月20日、日本ミシュランタイヤ(東京都千代田区)が「ミシュランガイド関西2015」の出版記念パーティーを開催した。
「ミシュランガイド関西2015」は、京都・大阪・神戸・奈良エリアの飲食店・レストランと宿泊施設を対象にしたガイドブック。今回収録の施設は計432施設で、うち飲食店・レストランが335軒、ホテルが59軒、旅館が38軒。掲載店は、日本料理を中心に、すし、そば、天ぷら、串揚げ、ふぐ、おでん、居酒屋、うなぎなど、和食のカテゴリーが全体の6割を占める。
「素材の質」「調理技術の高さと味付けの完成度」「料理の独創性」「コストパフォーマンス」「常に安定した料理全体の一貫性」を基準に料理を評価。そのために旅行する価値がある卓越した料理の「三つ星」(14軒の飲食店・レストラン)、遠回りしてでも訪れる価値がある素晴らしい料理の「二つ星」(53軒の飲食店・レストランと1軒の旅館)、そのカテゴリーで特においしい料理の「一つ星」(184軒の飲食店・レストランと2軒の旅館)のほか、昨年から追加された、コストパフォーマンスの高い食事を提供する「ビブグルマン」(84軒の飲食店・レストラン)を掲載する。大阪ミナミエリアからは、日本料理の「太庵」(中央区島之内1、TEL 06-6120-0790)が三つ星となった。
出版記念パーティーの冒頭、同社のベナール・デルマス社長が「ミシュランガイドは関西エリアで発行を開始し、6年目を迎える。秋は食べ物がおいしい季節。皆さんもおいしい旅に出掛けてみてはいかがでしょうか」とあいさつ。その後、三つ星として掲載されたシェフらが登場し、緊張した面持ちながらも笑顔を見せていた。
同ガイドブックは10月23日発売。価格は3,240円。