スイスホテル南海大阪(大阪市中央区難波5)のツイッターが10月末、2万フォロワーを突破した。
同ホテルでは2010年、ツイッターを始めた。当初はマーケティング部門の担当者が持ち回りでホテルのプロモーション目的で運用していたが、2011年12月、フロントを担当するデューティーマネジャーの嶋田正弘さんが引き継いだ。その際のフォロワー数は1765で、引き継ぎから3年弱で2万を突破。大阪市内のラグジュアリーホテルではダントツのフォロワー数だ。
ツイッターのコンセプトは「会いに行けるホテルマン」。「ホテルのイメージを崩さない範囲で」(嶋田さん)、リツイートを含む1日あたり15~20件をツイートする。朝は天気情報、昼は周辺のランチ情報、夕方はラウンジのおすすめケーキ情報、日曜には観光情報をツイートするなど工夫を凝らす。
フロントというホテルの最前線に立ちながら、折を見てiPadでツイッターを運用する。「スイスホテルに愛着を持っている人が思っていた以上に多いことが分かった。時にはお客さまから苦情を頂くこともあり、その際には担当者にツイート内容を見せることもある」という。常に現場に立っていることから迅速な対応を心掛ける。
嶋田さんはツイッターのキーワード検索で「スイスホテル」を検索し、同ホテル宛てのツイートでなくても、積極的にリプライを送りフォローする。またツイートには必ず、ホテル名と自身の名前を入れるようにしているという。「スイスホテルは国内には大阪にしかない。東京など他の地域の人にもスイスホテルという名前だけでも覚えてもらえれば」
2万フォロワー突破を記念して11月7日、キャンペーンを始めた。同ホテルのツイッターをフォローし、ハッシュタグ「#WarakuWaon」を付けてツイートした人の中から抽選で、同ホテルの宿泊券とディナー券を各1人に進呈する。今月24日まで。