テスラモーターズジャパン(東京都港区)は11月1日、大阪・南堀江に期間限定店(大阪市西区南堀江2)をオープンした。
同社では、東京・青山にショールームを、横浜にサービスセンターを設けているが、関西での常設拠点はない。現在、大阪でのショールーム開設に向け準備を進めているが、それまでの間、車両の見学や試乗ができる拠点を南堀江に設けた。来春までの営業を予定する。
展示するのは、セダンタイプの電気自動車「MODEL S」で、日本では今年9月に納車が始まったばかり。1台を展示用、2台を試乗用とする。バッテリー容量の異なる2タイプがあり、容量の大きいモデルは1回の充電で約500キロの走行が可能。満充電にかかる電気代は約1,000円で、自動車取得税と自動車重量税が免除される。価格は823万円~。
広報担当の土肥亜都子さんは、購入者層について「ハイテク関連の仕事をしている人や医師が多いが、最近では一般の会社員の方も購入されている」と話す。ショールームはディーラーが多い立地ではなく買い物で訪れるような場所に設ける予定で、同店にも買い物ついでに立ち寄る人がいるという。
試乗は事前にネット予約できるほか、空いていれば随時試乗が可能。店頭には急速充電器も設置しており、同社モデルのユーザーは無料で利用できる。
営業時間は、平日=11時~19時、土曜・日曜・祝日=10時~18時。