松竹芸能(大阪市中央区)が運営する大阪・道頓堀の「角座広場」(道頓堀1)で11月19日、「角座広場イルミネーション 2014」が始まった。
昨年に引き続き「光の動物園」をテーマに、5メートルの巨大なキリンをはじめ、ペンギンやかめなど5種類の動物をイルミネーションで装飾。今年は新たに5メートルの巨大ツリーも登場した。同社の道頓堀プロジェクトリーダーの宮島友香さんは「昨年人気だったキリンに加えて、クリスマスの演出をするためオーソドックスなツリーを導入した。角座広場は赤と黒を基調としているので赤のイルミネーションを多く使っているが、今年はツリーにブルーとホワイトの装飾を加えて雰囲気を変えた」と話す。
点灯式では、お笑い芸人のアルミカンがMCを務め、ゲストにお笑い芸人のTKOの木本武宏さんと植村茂浩さんらが参加。若手芸人の「ヤマグチ県モリカワ市」「はるちゃん」「生田裕二」「ゆんぼだんぷ」「華井二等兵」の5組による「光のギャグ祭典」も開催した。光に関するギャグを披露し、一番面白かった芸人がゲストと共に点灯ボタンを押すことができるというもの。優勝は電球を使ったギャグを披露した華井さんで、笑いを融合したイルミネーション点灯式で会場を盛り上げた。
点灯したイルミネーションを見たTKOの木本さんは、「予想以上にきれいで驚いた。ただのイルミネーションではなく、お客さんがどうやったら楽しんでくれるかを常日頃考えている松竹芸能のPRでもあり、象徴だ」と話した。
点灯時間は18時~23時45分。2月28日まで。ツリーの装飾はクリスマスまで。