カゴメが主催するオムライスの日本一を決めるイベント「オムライススタジアム」関西大会が3月22日に行われ、大阪・南船場の「浪花オムライス」(大阪市中央区南船場3)が関西代表に選ばれた。
関西大会には、全国の地方大会でも最も多い店舗がエントリーした。事前のウェブ投票の結果、絞られた4店舗が関西大会に挑んだ。審査員として、子どもから主婦、フードプランナー、流通業者など各世代の男女が集まり、実食審査の末、ウェブ投票でも最多得票を獲得した同店の「浪花オムライス」が関西代表となった。
「浪花オムライス」は、宮崎県産のブランド卵と淡路島産玉ねぎ、佐賀牛を使う。大阪発祥のソウルフード「牛スジの土手煮」をオムライスと合わせ、アイデア、地域特性、ネーミングのユニークさをアピールしている点が支持された。審査員は「卵がふわっとしていて、デミグラスソースがおいしかった」「上にネギが載っていてアクセントが効いていた」などとコメントした。
福井毅店長は「ウェブ投票人気ナンバーワンの称号を受けて関西大会に出場が決まり、恥じない結果を出さないといけないプレッシャーがあった。出場が決まってからは競合店にも足を運び、出品予定のオムライスの食べ歩き研究もした。当店のオムライスは、見た目はコテコテだが食べてみると実はあっさり、女性にも子どもにもおいしく食べていただけるのが特長。この味はきっと東京の人にも気に入ってくれると思う」と意気込む。
全国大会は東京・スカイツリーで5月16日・17日、全国9エリアの代表10店が出場する。