南海電鉄は10月30日、商業施設「なんばCITY」(大阪市中央区難波5)本館地下2階の6店舗をリニューアルオープンし、「免税カウンター」を開設する。
同施設の本館地下2階と南館を中心としたリニューアルを推進している同社。第1期リニューアルとして、インバウンドが注目されているなんばエリアでの訪日外国人観光客に向けたサービスを図るため、免税カウンターの設置を決めた。
免税カウンターは、ウッド調で落ち着いた内装。桜をモチーフにした展示物も設置し、日本らしさを意識した空間に仕上げた。スタッフは2人常駐し、中国語・英語を中心に対応する。ドル・ユーロ・ウォンなどの12通貨に対応する外貨両替機や、海外クレジットカードに対応する銀行ATMを設けるほか、充電コーナーや観光パンフレットを備えた休憩コーナーも用意する。無料で利用できる「Osaka Free Wi-fi」も完備。
流通事業部の森晴菜さんは「南海電鉄は関西国際空港直通の便が通っていることあり、外国人観光客が非常に多い。使用される方にとって心地よい免税カウンターを目指す」と意気込む。
営業時間は10時~22時。