「なにわ伝統野菜」栽培体験講座-なんばパークス屋上菜園で

なんばパークス屋上の菜園で「なにわ伝統野菜」の栽培を行う。写真=昨年開講時の様子

なんばパークス屋上の菜園で「なにわ伝統野菜」の栽培を行う。写真=昨年開講時の様子

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 なんばパークス産経学園(大阪市浪速区難波中2、TEL 06-6641-4880)では、4月12日に開講する「農園1日体験講座」の参加者を募集している。

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 同講座は、なんばパークスの屋上にある畑「アーバンファーム」で、「なにわ伝統野菜」の歴史や特性、農作業のコツなどを学びながら、なにわの在来種「天王寺かぶら」の種まきを体験するもの。「なにわ伝統野菜」は、古くから大阪府内で栽培され大阪の農業と食文化を支えた歴史を持ちながら、街の近代化などにより一時生産が途絶えていた野菜で、近年「大阪の味」を取り戻そうと栽培が復活している。受講料は1,050円(お土産の「天王寺かぶら」の種付き)。開催時間は10時30分~12時。

 5月10日より開講を予定している「なにわの伝統野菜ものがたりと農園講座」では、伝統野菜の歴史を学びながら、実際に「玉造黒門白瓜」「大阪ねぎ」「勝間かぼちゃ」「毛馬きゅうり」などの野菜を育てる。「昨年は、若い女性から年配の方まで幅広い方に参加いただいた。都会での菜園が珍しいとのことでフランスのテレビ局が撮影を行ったことも」(広報担当者)。開講は第2・4土曜10時30分~12時。受講料は1期5カ月分=26,250円と施設使用料・材料費=5,250円。

 両講座の講師は、なにわ伝統野菜復活の第一人者でもある森下正博さんが務める。「講師は気さくで優しい方。都会で農園体験していただける貴重な機会なので、気軽に参加していただければ」(同)と話す。

講師の森下さん。「アーバンファーム」にて(関連画像)美しい大阪弁や大阪の歴史などを学ぶ「なにわ嬢講座」(なんば経済新聞)なんばパークス産経学園で「なにわ若旦那塾」-なにわの文化を学ぶ(なんば経済新聞)なんばパークス、屋上菜園スペースのレンタル利用者を募集(なんば経済新聞)なんばパークス産経学園

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