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難波駅の「南海そば」が「あんかけ難波ネギそば」 期間限定で

南海そばで提供する「あんかけ難波ネギそば」

南海そばで提供する「あんかけ難波ネギそば」

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 南海エフディサービス(大阪市浪速区難波中1)が運営する駅そば店「南海そば 難波2F店」「同 難波3F店」で2月1日から、「難波ネギ」を使った「あんかけ難波ネギそば」を限定販売する。

難波ネギをたっぷり盛りつけた「あんかけ難波ネギそば」

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 南海電鉄は、沿線に豊かな農村地域を抱えた鉄道会社として地産地消を推進するとともに、沿線農村部の活性化に取り組んでいる。その具体的な取り組みとして、泉州地域を中心に地場野菜を栽培する泉州アグリ(泉佐野市)と連携、昨年6月には難波駅構内に地場野菜を販売する店舗「Vege Sta.(ベジステ)」をオープンした。

 「あんかけ難波ネギそば」(350円、うどんへの変更も可能)は、「九条ネギ」の原種といわれる「難波ネギ」を約30グラム盛りつけたそば。「難波ネギ」は葉の繊維が柔らかく、独特の香りと甘さとぬめりの強さが特徴で、卵あんかけのダシと混ざり合って全体に味が広がる。

 阪堺電鉄(現在の南海電鉄)が開通した1885(明治18)年ごろ、難波駅周辺は一面のネギ畑で、「難波ネギ」の一大生産地だったという。見栄えが良く、機械で切りやすい固めのネギが流通量を増やしたことで、柔らかい「難波ネギ」を栽培する農家はほとんど無くなったが、その復活を願う人たちと生産者で構成する「難波葱(ねぎ)の会」の普及活動により、現在では栽培農家が少しずつ増えているという。今回提供する「難波ネギ」は河内長野市の農家が生産しているもの。

 1日30食限定で販売する。2月29日まで。

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