高島屋大阪店(大阪市中央区難波5)7階で5月18日、「第2回 タカシマヤ日本酒祭」が始まった。
東日本大震災後の東北の日本酒支援などがきっかけとなり、日本酒のファンが増えたことや、蔵元の世代交代が進んでいることなどから昨年初開催し、連日多くの来場者でにぎわった同イベント。2回目となる今回は、600以上の銘柄の日本酒をそろえたほか、イートインコーナーも設ける。
昨年人気の高かった立ち飲みカウンターは今年も登場。全長約20メートルで、多くの人が同時に日本酒を楽しめるよう工夫を施す。大阪・本町の居酒屋「日本酒うさぎ」協力の下、日本酒や日本酒を使ったカクテル、約60種類を432円~864円で提供する。
高島屋の和菓子バイヤーが呼びかけて結成した若手和菓子職人集団「ワカタク」も初出店する。酒かすを使ったまんじゅうなど、日本酒を使った和菓子や、日本酒に合う和菓子の販売を行うほか、イートインスペース「ワカタク茶屋」も設ける。
そのほか、約50の蔵元が時間ごとに入れ替わり登場し、各蔵元の「おすすめの一本」を有料で試飲できる「蔵元'S BAR『日本酒愛』」や、関西各大学の日本酒サークルに所属する全員19歳の36人が田植えや仕込みに参加して作った「19歳の酒」の限定販売も行う。
開催時間は10時~21時(最終日は17時まで)。5月23日まで。