大阪・道頓堀の川沿いに10月12日、薫製をメインに扱う「燻製(くんせい)バル モトカラ」(大阪市中央区宗右衛門町、TEL 06-6213-5578)がオープンした。
高槻市で人気の薫製バル「kunsei lover fumo」(クンセイ ラバー フーモ)の監修で、フランス料理を中心にレストラン、ホテルで学んだ村岡佳紀シェフを迎え営業する同店。店名は「元(基)、本、素」の3つの「もと」をコンセプトにしていることから付けた。薫製メニューは、薫製機を使って店で仕込んだものを提供。「フレンチがベースの一風変わった、遊び心あるメニューが当店の薫製メニューの特徴」(村岡さん)という。
店舗は2階建て。のれんや珪藻土(けいそうど)の壁などで「和×モダン」をイメージした。席数は1階22席、2階16席。ターゲットは20~50代の近隣で働く地域住民で、客単価は3,500円。
フードメニューは約40種類を用意。目玉は「自慢の燻製9種盛り合わせ」(2人前=980円)や「燻製肉盛り合わせ」(2~3人前=1,980円)。村岡さんは「まずはこの2つのメニューを注文して当店の薫製の味を楽しんで」と話す。薫製した食材を使ったパスタやサラダも用意。
ドリンクは、「スモーキーハイボール」(800円)や、薫製ビールの「富士桜高原ビール」(1,200円)など薫製バルならではのメニューを扱う。「燻製チーズケーキ」(500円)や、「スモーキーチョコドーム」(780円)などのスイーツも。
村岡さんは「薫製して新たな食材の魅力を見いだすのが当店のメニュー。お客さまにとって落ち着く隠れ家のような存在になれたら」と話す。
営業時間は14時~23時(金曜・土曜は翌4時まで)。第2月曜定休。