7月8日に閉店する大阪・ミナミの老舗飲食店「くいだおれ」(大阪市中央区道頓堀1、TEL 06-6211-5300)のシンボル「くいだおれ太郎」が5月22日、中之島で行われる「ビーチバレー・女子ワールドツアー日本大会」応援のため道頓堀からボートに乗り込み、出発した。
数日前にビーチバレー観戦の招待を受けた「太郎」は、「ビーチバレー、いうたら、あの日本人のべっぴんさんが出てはるやつやなあ。そら、ぜひ応援にいかなあかんな」と観戦を決めた。「ビーチバレー わても応援 砂かぶり」と一句詠むなど、今日の出発を心待ちにしていた様子。
朝7時、同店を出発した「太郎」は、戎橋側から道頓堀川遊歩道「とんぼりリバーウォーク」を経由し、太左衛門橋船着場に停船しているボート「水都リムジン」に乗り込んだ。船に乗るのは2003年に行われた「世界水フォーラム」以来2回目という。
関係者とともにボートの先頭部分に座った「太郎」は、見守る報道陣や通行人に対し手を振って応え、中之島のビーチバレー会場に向けて静かに船着場を出発した。
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