南海都市創造(大阪市中央区難波5)は6月27日、「なんばpier」の一部を改装し「なんばCITY」南館の新飲食ゾーン「なんばこめじるし」(浪速区難波中2)をオープンする。
「食」をイメージさせる「米」と、難波には江戸時代に徳川幕府直轄の米蔵「難波御蔵」があったことなどから名付けられた「なんばこめじるし」には、「堺ラーメン 塩専門 龍旗信」や「天ぷら大吉」など、地元で人気の12店舗が出店を予定している。「地元の人たちが日常的に使いこなし、愛される路面店が集まる街」(同社)がゾーンコンセプト。
同ゾーンのオープンに合わせ、なんばCITY南館にある既存飲食ゾーンの内部通路を改装し、これまでより南側へと人の流れの創出を図る。周辺は「なんばパークス」のグランドオープンなどの開発が進んでおり、同社では「『なんばこめじるし』のオープンにより、『なんばCITY』と『なんばパークス』の回遊性の向上と、北から南への人の流れを強化し、今後も難波駅周辺地域の再生計画を推進していく」としている。
総投資額は約7億5千万円で、初年度の売り上げ目標は6億円。