なんばウォークに巨大うちわ-あおぎ隊の「あおぎ」サービスも

風車を持って巨大うちわの風を感じる子どもら

風車を持って巨大うちわの風を感じる子どもら

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 大阪・なんばの地下街「なんばウォーク」に8月14日、全長190センチの「巨大アートうちわ」が登場し、うちわを持った「あおぎ隊」が買い物客らをあおぐサービスを行っている。

太鼓の音と威勢よいかけ声で買い物客らが足を止めて涼しさを感じていた

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 なんばウォークでは現在、夏の納涼イベントとして「夏の巨大アートうちわ&氷柱宝探しフェスタ!」を開催しており、巨大アートうちわはメーンイベントとして登場。うちわの生産日本一を誇る香川県丸亀市のうちわ職人が手作りした巨大うちわに、NPO法人「風」(京都市)のアーティストが色鮮やかな絵具などを使用し、「風」をモチーフにしたイラストをライブで描き上げた。初日の14日、アーティストは約6時間をかけて2本の巨大アートうちわを完成させた。

 15日~17日の3日間、法被姿の「巨大うちわあおぎ隊」がなんばウォーク館内や広場「クジラパーク」などに出現。買い物客らをあおぎながら館内を練り歩く「あおぎサービス」を行っている。買い物客らは突然の「巨大うちわ」出現に驚いた様子で、恥ずかしながらもうちわの前に立って、ひとときの自然の涼しさを感じていた。

 期間中、なんばウォークの利用レシート(1,000円以上)を持参すると、その場で撮影した写真をうちわに印刷して進呈するサービスも行う。そのほか、手で氷を溶かして氷柱の中に挟み込まれたカードを取り出すと景品を進呈するチャレンジ・イベント「氷柱宝探し」も。

 同NPO法人は、「地球温暖化への対応が叫ばれる中、あおぐことで体感温度が2度下がり、環境に負荷を与えないうちわを、暮らしの中でもう一度見直してもらうためのプロジェクト」を進めている。イベント担当者は「この機会にうちわの魅力を再発見していただき、今年の夏はエアコンの温度を少し緩めて、うちわを使っていただければ」と、イベント効果に期待を寄せる。

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