美しい大阪弁や大阪の歴史などを学ぶ「なにわ嬢講座」

「なにわのお嬢様」気分を味わえるという講座の様子。(写真=イメージ、提供=産経学園)

「なにわのお嬢様」気分を味わえるという講座の様子。(写真=イメージ、提供=産経学園)

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 なんぱパークス産経学園(大阪市浪速区難波中2、TEL 06-6641-4880)では、「なにわ嬢講座」を開講している。

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 OLがターゲットだという同講座では、伝統的な稽古事である華道、茶道、書道や作法に加え、大阪の歴史や、失われつつある大阪弁「船場の言葉」を学び、「なにわのお嬢様」としての振舞いを身につけるもの。2カ月で全6回を受講する。次回は7・8月コースが開講予定。

 華道、茶道、書道は指定講座から各1回選択。「小笠原流礼法」では、ふすまの開け方や閉め方などを学ぶ。また「せっかくの綺麗な言葉が失われてしまわないようにと企画した」(担当者)という「大阪の歴史と船場言葉」では、商家のお嬢様が使っていたという「美しい大阪弁」のルーツを探り、使い方を学ぶことができる。

 作法などは学園内に設置された「茶室」で行い、担当者は「お嬢様気分を味わえる講座となっている。全6回という短期講座ではあるが、ここから興味を持ち、何かを始めるきっかけにしてもらえれば」と話している。

 同学園は「なんばパークス」のグランドオープンと同時に、同施設の5階にオープンした。本や雑貨のセレクトショップやカフェが一緒になった540坪のスペース「ブックス&カルチャー クラスシーズン」内に位置する。今後は本や雑貨、映画とのタイアップなど、通常のカルチャーセンターにはない独自の企画を展開していく予定だという。

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