大型商業施設「なんばパークス」(大阪市浪速区難波中2、TEL 06-6644-7100)が4月19日、全館グランドオープンした。
同施設は、南海都市創造と高島屋が共同で「なんばパークス」第2期計画として推進してきたもの。オープニングイベントでは両社の社長をはじめ、屋上ガーデンのシンボルやモニュメントを手がけたジミー大西さん、モデルのカリン・チュさんによるテープカットが行われた。
施設のコンセプトは「なんば“NEXT”スタンダードライフ」。「都会で暮らす、都市で遊ぶ大人の男女」=30歳代を中心とする洗練された大人の男女をターゲットに、エンターテインメント性あふれる店舗構成で「衣・食・住」に新たな価値を提供していくという。
同施設では、新業態=35店、大阪初出店=36店を含む127店(一部1期エリアの新店を含む)が新たにオープンし、合計238店舗と、これまでの店舗数の倍以上になる。店舗面積は約51,800平方メートル。1階から5階は物販を中心とした店舗、6階から8階が飲食を中心とした店舗が入る。屋上のパークスガーデンも拡張され、樹木数は約300種類、約7万株に。ガーデンの階段状のスペースでは定期的に音楽会の開催も予定している。
集客の核として展開されるシネマコンプレックス「なんばパークスシネマ」は11スクリーン、2,164席を備え、大阪市内最大級の規模。「公園の中のシネコン」をコンセプトとし、映画館という非日常空間と、公園という癒しの空間が融合した施設構成が特徴。
営業時間は11時~21時(レストラン街は23時、一部店舗を除く)。パークスガーデン=10時~22時(6階=23時まで、7~8階=24時まで)、パークスシネマ=10時~24時(上映作品、季節により異なる)。