なんばCITYなどでエコがテーマのアートイベント-切符アート作品など

使用済みの乗車切符約21万枚を使用した作品を展示

使用済みの乗車切符約21万枚を使用した作品を展示

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 エコをテーマとしたアートイベント「なんば de アート 2008 Feel ECO」が10月4日より、なんばCITY、なんばパークス、高島屋大阪店の3施設で開催されている。主催は南海都市創造(大阪市中央区難波5)と高島屋(難波5)。

使用済みの乗車切符約21万枚を使用した作品

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 同イベントは、難波エリアからの文化情報発信と回遊性の向上を目指し両社が共同で開催しているもの。昨年に続く2回目となる今回は、「もっとエコを楽しみましょう」をコンセプトに、各会場で切符や花、写真などを使用したアート作品を展示している。

 高島屋大阪店1階本館正面入口では、南海電鉄難波駅で回収された使用済みの乗車切符約21万枚を使用し、アフリカゾウ、アムールトラなど絶滅が危惧されている9種類の動物をモチーフに製作した作品を展示。会場にはWWF(世界自然保護基金)ジャパンの募金箱を設置し、集まった募金は世界の自然保護のために使用されるという。展示は21日まで。

 なんばCITY本館地下2階「時の広場」では、環境ライフスタイルマガジン「ソトコト」誌面で展開されている環境広告をパネルで展示。ヒートアイランド現象をテーマにした「お好み焼き日本」など個性的な作品がそろい、抽選で「ユーカリタオルセット」が当たる人気コンテストを実施する。展示は13日まで。

 なんばパークス2階のキャニオンコートには、イタリア・ジェンツァーノ市で開催されるヨーロッパ最大の花祭り「インフィオラータ」を再現した、直径7メートルの巨大な「花びらのカーペット」が登場。約30人のボランティアスタッフが製作したもので、作品には「地球に住んでいる生き物は、みんな地球人」というメッセージが込められている。展示は10日まで。キャニオンコート特設ステージでは11日、FM大阪が主催するトークショーやミニライブを開催するほか、各会場では期間中「エコ福袋」が当たるクイズラリーも実施する。

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