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なんばの「ホテルロイヤルクラシック大阪」が5周年 「地域との連携強化」

ホテルロイヤルクラシック大阪 外観

ホテルロイヤルクラシック大阪 外観

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 ホテルロイヤルクラシック大阪(大阪市中央区難波4)が12月1日で開業5周年を迎えた。

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 1958(昭和33)年に完工し、建物の老朽化などから2009(平成21)年に閉館した「新歌舞伎座」跡地に2019年にオープンしたホテルで、設計は隈研吾さんが担当した。150室の客室と5つの飲食施設を備える。

 中国・香港からの宿泊客が8割を占めていたが、2020年初頭に新型コロナウイルスの感染が拡大。長期間にわたり国内客のみの利用が続くなか、レストランではビュッフェを「お膳」形式に切り替えたり、テイクアウト商品を積極的に開発したりするなどして売り上げを確保した。マーケティング部の寺田健史さんは「国や大阪府の旅行支援策にも助けられた」と話す。

 ホテルの認知拡大に当たり、各予約サイトでの販促キャンペーンや広告を続けているが、企画の中ではフランスのコスメブランド「ロクシタン」とのコラボレーションがとりわけ効果的だったという。寺田さんは「アフタヌーンティー、ビュッフェ、客室といった多彩な取り組みがブランドの魅力とともにお客さまに伝わったのでは」と話す。2020年に初開催した正月イベントも好調で、初開催時の利用146人に対し、2025年実施分は既に1120人の申し込みがあるという。

 2031年にはなにわ筋線の開業もあり、同ホテル周辺の利便性も高まる。寺田さんは「新駅の開業を機に地域の観光資源との連携を強化し、『また訪れたい』と思ってもらえるホテルを目指したい」と話す。

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