大阪・ミナミの道頓堀に10月10日、串かつ店「だるま 道頓堀店」(大阪市中央区道頓堀1、TEL 06-6213-8101)がオープンした。
同店は大阪・新世界に本店を構える串かつ店で、毎日行列ができるほどの人気店。創業当時から変わらない「大阪の下町」の味を伝承、「ソースの二度付けは禁止」のルールはよく知られている。9月まで道頓堀極楽商店街内に出店していたが、すぐ近くに移転、規模を拡大してオープンした。
新店舗では従来のカウンター席以外にテーブル席や座敷を設け席数を増やした。オープン当初は1階のみの営業でテーブル席12席、カウンター24席の計36席。11月からは2階でも営業を始める予定で、2階には座敷20席とテーブル席36席の計56席を設ける。
メニューは他店と共通で、「元祖串かつ」やアスパラ、タマネギ(各120円)、エビ(240円)などが人気。串かつのセット3種類(9本、12本、15本)も他店と共通。観光客が多く訪れる立地条件から、「ごはんもの」の需要を見込み焼きおにぎりを同店限定メニューとして提供している。平均客単価は1,600円。
店長の笹部英宏さんは「道頓堀という場所柄、観光客や修学旅行生が多い。休日には家族連れでの来店も目立つ」と話す。今後は「仕事帰りにお酒を飲むビジネスマンなども取り込んでいきたい」と意欲をみせる。
営業時間は11時30分~22時30分。