クラウドやサーバーの設計を手がけるIT企業「ビヨンド」(大阪市浪速区難波中1)が2月26日と3月12日、脱出ゲーム型の会社説明会を行う。
一昨年、一人で完結する内容の脱出ゲーム要素を組み入れた「会社説明会」コンテンツをホームページ上に公開した同社。広報担当者の小松麻華さんは「社内ではコミュニケーションを重視しており、周囲を巻き込んで実施できる場として、リアルで開催することを決めた」と話す。
ストーリーは、会社説明会に来た参加者が何者かによって室内に閉じ込められてしまうところから始まる。参加者はチームを作って協力しながら謎を解き、脱出を目指す。謎解きの問題は社内の謎解き好きのメンバーが作成し、参加者が解きながら同社の仕事内容などを理解できるよう工夫したという。
同社では現在、2026年卒業(大学院や大学、高校など)の就活生を対象に参加を呼びかけている。小松さんは「社風が合うかどうかはとても大切。イベントを通して会社の雰囲気や事業内容を知ってもらえたら」と話す。