ミナミの夏の風物詩「道頓堀川万灯祭2025」の献灯の募集が3月18日から始まった。2025灯のちょうちん掲出を目指す。

　1999（平成11）年に大阪青年会議所の事業として始まり、2003（平成15）年からは地元商店街などで構成する「いっとこミナミ実行委員会」（本部＝道頓堀商店会）が主催するライトアップイベント。当初は600灯余りからスタートしたが、とんぼりリバーウォークの延伸などに伴い規模を拡大。2013（平成25）年からは日本橋（堺筋）から深里橋（四つ橋筋）までの約800メートル区間に、約1300灯のちょうちんを飾り付けてきた。

　今年は大阪・関西万博が始まることもあり、大阪への来訪客が増えることが予想される。同実行委員会の上山勝也委員長は「昨年は1639灯のちょうちんで川面を照らし、にぎわいを生み出すことができた。今年は2025灯のちょうちん掲出を目指し、なにわ情緒たっぷりの道頓堀で来街者を出迎えられたら」と話す。

　5月10日締め切り。点灯期間は7月1日～8月31日。