「ホテル日航大阪」(大阪市中央区西心斎橋1)が11月1日、31階にラウンジ「ニッコーラウンジ」を開設した。
新型コロナウイルス以降の消費者の行動変容や、ミナミへのグローバルホテルチェーン進出による競争激化などを受け、元々バーだった場所を改装し、オープンした。28~30階の客室「ニッコープレミアムフロア」の宿泊者専用で、コンシェルジュが常駐する。ジムやプールなどの付帯設備が少ない同ホテルの滞在価値向上を狙う。
席数は56席。ベンチタイプやソファタイプなどコーナーごとに異なる椅子を配置する。家具や内装の仕上げは木や織物クロスを採用した。モーニングタイム(8時~11時)はライトミールやパン、サラダを、ティータイム(11時~17時)はマカロンやタルト、ケーキなどを用意する。カクテルタイム(17時~19時30分)は生ハムやチーズ、サンドイッチなどを提供する。セルフサービスで、料金は無料。有料個室16席も用意する。
広報担当者の桑野有花さんは「朝に来て、夕方にもう一度来る人もいる。音楽は時間によって変えているので雰囲気も違う。周辺にはホテルが多いので、ラウンジを新設したことで選んでもらえるホテルにしていきたい」と話す。
営業時間は8時~19時30分。