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心斎橋オーパで「破壊の痕跡」刻まれた絵画展 「アートの価値」問いかけ

「破壊の痕跡」が刻まれた絵画を展示

「破壊の痕跡」が刻まれた絵画を展示

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 絵画展「とある個展:荒らされたギャラリー」が現在、心斎橋オーパ(大阪市中央区西心斎橋1)8階「HMV&BOOKS SHINSAIBASHI」内の「hmv museum」で開催されている。

傘が突き刺された「雨の日」

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 企画・演出家で作家のNakamuさんが手がける同展。Nakamuさんは1998(平成10)年生まれで、ユーチューブのチャンネル登録者数約50万人のゲーム実況グループ「White Tails【ワイテルズ】」で長編企画の構成・演出・美術監修を担当した経歴を持つ。昨年10月、東京・渋谷で初開催し、10代後半~20代前半の女性を中心に約4500人が来場した。今回は2会場目。

 会場には、Nakamuさんが描いた絵画に「破壊の痕跡」を刻んだ22点の作品を展示。Nakamuさんは「僕自身、美術展に行っても目の前の作品が持つ『アートの価値』がいまいちぴんとこないことがある。だからこそ『破壊された絵画もアートと呼べるのか』という問いかけを表現に落とし込んでみたいと考えた」と話す。展示作品は、一部が黒く塗りつぶされ、壁と床にまで黒色がつたう「覗(のぞ)く」、半分以上が布で隠された「花瓶」、中央に傘が突き刺された「雨の日」など。

 Nakamuさんは「今回の作品には、言語的に解釈できるものが多くある。例えば、『雨の日』という作品では、『雨の日に傘を差す』という言葉をそのまま物理的に表現した。かみ砕いていくと言葉の解釈にたどり着くような構造にしたので、アートに慣れていない方にも伝わりやすいのでは」と話す。「まずは直感的に楽しんでみてほしい。2度目は音声ガイドで解説を聞いてもらえれば新たな発見があるはず」とも。

 開催時間は11時~20時30分(最終日は18時30分まで)。入場料は1,500円。1月12日まで。音声ガイドはリピーター限定特典(追加料金なし、入場特典のミニカード提示が必要)。

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