南船場のカフェで「モノポリーナイト」-大阪版モノポリーも初登場

(右から)岡田さん、植田さん、波多野さん。中央は「大阪版モノポリー」

(右から)岡田さん、植田さん、波多野さん。中央は「大阪版モノポリー」

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 アメリカ生まれのボードゲーム「モノポリー」の日本選手権・近畿地区大会が行われるのに先駆け、南船場のカフェ「WA★shu(ワッシュ)」(大阪市中央区南船場3、TEL 06-6251-0109)で11月15日、気軽にモノポリーを楽しむイベント「モノポリーナイト」が行われた。

大阪版モノポリー

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 イベントは、モノポリーの普及活動を行う日本モノポリー協会(糸井重里会長)が主催するもので、同カフェのオーナー植田幹浩さんも、2001年の日本チャンピオンの腕前。会場にはモノポリー愛好家らのほか、2000年世界チャンピオンの岡田豊さんも来場した。岡田さんはモノポリーの魅力について、「相手と交渉をするなど、勝つためには思い切ってリスクテイクすることも必要。単純になりにくく奥が深い、人生みたいなゲーム」と話す。

 イベントには、12月下旬に発売を予定している「大阪版モノポリー」が初登場。「大阪城」「通天閣」「今宮戎」など観光名所のほか、「グリコ」「マンダム」「大林組」といった地元を代表する企業を描き、活気あふれる大阪の姿を表現した。また印刷業界のデファクトスタンダードになっているモリサワ(浪速区)の「モリサワフォント」を採用するなど、細部にまで大阪にこだわった。

 大阪版モノポリーは植田さんが発案し、ボードなどのデザインはブリューナク(北区)の波多野裕典さんが手掛けた。2006年の秋田版に次ぐ日本で2番目の「ご当地版モノポリー」で、日本モノポリー協会がプロデュース、製造はタカラトミーが行う。監修を行った岡田さんは、日ごろはみずほ総合研究所の研究員として地域活性化を担当しており、「ご当地版モノポリーのスキームは、民間のプロジェクトとして、お金をかけずに地域をアピールできるのが特長」と語る。

 大阪版モノポリーは、1セット4,500円。大阪の土産物を扱う「いちびり庵」のホームページで、先行予約を受け付けている。

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