阪神電鉄と近鉄は2月20日より、今年3月20日の阪神なんば線開業に伴う相互直通運転開始を記念して、三宮－近鉄奈良間などが1日乗り放題の「相互直通運転開始記念 阪神－近鉄 お試しチケット」を販売する。

　阪神なんば線は西九条－大阪難波間3.8キロメートルの新線で、今年3月20日に開業予定。開業と同時に三宮－近鉄奈良間を最速76分で結ぶ相互直通運転を開始、神戸－奈良間の直通列車を100本（平日）運転する。

　三宮－近鉄奈良間の直通列車を乗り通した場合、運賃は大人片道で940円（往復＝1,880円）となる。両社では、乗り換えなしで両都市がつながる新しいルートを多くの人に試してもらい、便利さを実感してもらおうと1日乗り放題チケットを前売りのみ1,000円で販売する。

　同チケットは2月20日から相互直通運転開始前日の3月19日まで販売。大人用20,000枚と小児用2,000枚の計22,000枚限定で、売り切れ次第終了する。有効期間は阪神なんば線が開業する3月20日から4月30日までで、この期間の好きな1日に使用できる。

　阪神各駅や梅田駅などの駅長室、近鉄難波駅などの近鉄主要駅で販売する。