Jリーグ所属クラブのセレッソ大阪を運営する大阪サッカークラブ(大阪市住吉区)は2月22日より、「大阪・難波 自由軒」とのタイアップ商品「大阪・難波 自由軒×セレッソ大阪 名物カレー」を販売する。
「大阪・難波 自由軒」(中央区難波3)は、1910(明治43)年創業の大阪を代表する老舗西洋料理店。看板メニューの「名物カレー」は、カレーとライスを混ぜて提供する珍しいカレーとして知られている。今回のタイアップ商品は、昨年秋にセレッソ大阪が同スタジアムのスーパーシートで出す特製弁当を自由軒に依頼したことがきっかけで生まれた。自由軒の担当者が両社のコラボレート商品の開発を提案したことから話が盛り上がり、「とんとん拍子でカレーの販売が決まった」(セレッソ大阪の猪原尚登さん)。
商品パッケージには、「大阪下町 夢のコラボ」として自由軒の女将とセレッソ大阪のマスコットキャラクター「マダム」が描かれている。レトルトパウチの中にカレーベースが入っており、店での調理方法と同じフライパンでカレーを温め、ご飯を加え混ぜる。ご飯と最後に乗せる生卵は別途用意が必要。
当面は試合会場でのみ販売する。「地元の観客におみやげとして買ってもらえれば」と猪原さん。「対戦相手の応援で来場した観客にも買ってもらえれば」とも。販売初日は、同日大阪長居スタジアムで開催される「J:COM CUP 大阪ダービー2009 モリシ メモリアルマッチ 対ガンバ大阪」の会場。
価格は450円。当面はリーグ戦開催日の会場でのみ販売するが、オフィシャルグッズショップやオンラインショップでの販売も計画している。