特集

1月22日は「カレーの日」。精肉店のカレーから
ご当地カレーまで、ミナミで味わうカレーライス

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自由軒店舗外観
■創業100年の老舗西洋料理店は「混ぜる」カレー

名物カレー 1910(明治43)年創業の「自由軒」は大阪を代表する老舗。千日前に西洋料理店としてオープンしたことから、現在でも「大衆洋食」の文字がのれんに残っている。看板メニューの「名物カレー」(650円)はカレーとライスを混ぜた珍しいカレー。ライスの保温技術がなかった創業当時、熱いカレーとライスを混ぜることで熱々のカレーライスを提供したのが始まりだという。

 創業から100年近くたった今でも当時の調理法でメニューを提供している。味は辛口だが、生卵を上にのせることでまろやかさを加え、好みでソースをかけて混ぜると、さらにコクのある味に。具は牛肉とタマネギのみというシンプルなもので、カレー本来が持つ風味を引き出した。ほかケチャップ風味の「ハイシライス」(650円)、名物カレーとは別の調理法で作られる「別カレー」(650円)など。

 店内はテーブルを中心に38席。

自由軒 難波本店
住所:大阪市中央区難波3-1-34
TEL:06-6631-5564
営業時間:11時20分~21時20分、月曜定休

■老舗精肉店が営むカレー店

ビーフカツカレー 道頓堀の御堂筋沿いに店を構える老舗精肉店「播重(はりじゅう)」は大阪の高級精肉店としてよく知られている。道頓堀本店内の「はり重カレーショップ」ではカレーライスを中心としたメニューを提供しており、メニューには精肉店が厳選した肉を使用する。「ビーフカツカレー」(900円)は、注文を受けてから揚げるビーフカツのサクッとした歯応えと軟らかさが特徴。ルーは辛くなく、どこか懐かしい味わい。「カレーライス」は600円。

 店内はテーブル席38席で、昭和時代の洋食屋のような雰囲気を感じさせる。家族連れやグループのほか1人での来店も多く、平日の昼間でも15時ごろまで混雑する。カレーライスは「大安寺店新館」(中央区西心斎橋1、TEL 06-6243-0510)でも提供している。

はり重カレーショップ
住所:大阪市中央区道頓堀1-9-17
TEL:06-6213-4736
営業時間:11時~20時40分、火曜定休

■濃厚なルーとキャベツの千切りが特徴の「加賀カレー」

カツカレー 石川県小松市が発祥の加賀カレーを提供する「カレーの市民 アルバ 船場店」は、昨年7月に堺筋沿いのビジネス街にオープンした。加賀カレーはカレーの付け合わせとしてキャベツの千切りを加え、銀皿に盛られたカレーを先割れスプーンで食べるという独特なもの。約40年前から続く老舗カレーは、じっくり手間ひまをかけて作る濃厚なルーと少なめのラードが特徴。

 「カツカレー」(750円)は揚げたてのカツをライスの上にのせ、ルーをかける。手作りのカツは肉厚でジューシーな味わいだ。ほかに「クリームコロッケカレー」(750円)や、大盛りのライスにウインナー2本とカツ、コロッケ2個、ハンバーグをのせたビッグサイズの「満塁ホームランカレー」(1,000円)も。

 店内は白を基調とした落ち着いた雰囲気で、女性も入店しやすい。カウンター席とテーブル席が合わせて38席。

カレーの市民 アルバ 船場店
住所:大阪市中央区南船場2-2-6
TEL:06-6105-0460
営業時間:平日=8時~21時、土曜・日曜・祝日=11時~21時

南船場に加賀カレー「カレーの市民 アルバ」-大阪初出店

■家族ぐるみで「家庭の味」を提供-「ゆうきのカレー」

家(うち)のカレー 代表の中川有紀さんが「1人で何かできることをしたい」という思いから6年前にカレー店を始め、昨年2号店となる「心斎橋店」をオープン。女性4人の家族が協力して店を支えている。店舗はビルの奥だが、店内にはかわいらしいアイテムも添えられ、明るい雰囲気が漂う。近隣には会社や商店が多いこともあり、ランチタイムには客足が絶えない人気ぶりだ。

和風ビーフカレー 自慢のカレーは、スパイスやフルーツ類をふんだんに使い、長時間じっくり煮込んだルーが特徴。「おんたまカレー」(550円)、「和風ビーフカレー」(700円)、「カツカレー」(700円)のほか、平日は「日替わりカレー」(650円)も。ニンジンやジャガイモなどの野菜をふんだんに取り入れた家庭風味の「家(うち)のカレー」(550円)は金曜・土曜・日曜のみ限定で提供する。


ゆうきのカレー 心斎橋店
住所:大阪市中央区南船場3-11-27
TEL:06-6251-5656
営業時間:11時~19時30分

南森町のカレー店が南船場に2号店-家族ぐるみで手作りの味提供

■堀江発のスパイシー欧風カレー

ビーフカレー 南海難波駅から東に5分ほど歩いたビル1階に、堀江で生まれたスパイシーカレー「カレー堂 なんば店」がある。同店では、タマネギやニンジンなどの野菜とバナナやりんごなどのフルーツ、30種類以上のスパイスを加えた「オリジナルカレー」と、牛スジをじっくり煮込んだ「バッファローカレー」を提供する。カレーは辛口がベースで、好みに合わせてスパイスを加え、さらに辛くすることができる。

 「ビーフカレー」(950円)は、1日かけて煮込んだ軟らかい牛すじ肉とバラ肉が特徴。ほかにコラーゲンもたっぷり入った「バッファローカレー」(730円)、「ビフカツカレー」(1,300円)、「エビフライカレー」(800円)など約25種類のカレーを提供する。

 店内はカウンター席のみ13席。電話予約でテークアウトにも対応する。本店の「堀江店」(西区北堀江1、TEL 06-6532-0660)は、地下鉄長堀鶴見緑線「西大橋駅」すぐで、カウンター10席を設ける。

カレー堂 なんば店
住所:大阪市浪速区難波中2-2-21
TEL:06-6649-7703
営業時間:11時~24時(日曜は22時まで)

■スパイスにイカ墨を加えた濃厚でマイルドな「船場カリー」

ビーフホウレン草カリー 1997年、大阪・船場に本店をオープンした「船場カリー」。現在はキタやミナミを中心に10店舗以上を展開する。ターメリック、ガラムマサラ、ナツメグ、ジンジャーなどのスパイスに、イカスミを加えた濃厚でマイルドなルーが特徴。辛さは日々の気温や湿度により調節しているという。また同店専用に精米した米を使用。毎年11月に翌年使用する米をさまざまな産地や銘柄から選ぶなど、米にもこだわる。

すじネギカリー なんばCITY店で「一番人気」(同店)の「すじネギカリー」(950円)は、やわらかいスジ肉の入ったルーの横に、刻みネギがふんだんに添えられている。濃厚なルーとシャキシャキしたネギが程よくマッチし、さっぱりした味わいに。このほか「ビーフホウレン草カリー」(800円)、「トンカツカリー」(700円)、「ビーフネギカリー」(750円)など。ライスを「小盛り」にすると、値段は変わらずサラダがセットになるという、女性にうれしいサービスも。

 このほかミナミエリアの店舗は、近鉄なんば店(中央区難波4、TEL 06-6213-2051)、東心斎橋店(中央区東心斎橋1、TEL 06-6245-9119)、四ツ橋店(西区新町1、TEL 06-6532-5585)、南久宝寺店(中央区南久宝寺3、TEL 06-6251-9700)。

船場カリー なんばCITY店
住所:大阪市中央区難波5-1-60
TEL:06-6644-2892
営業時間:11時~22時

■日本橋の老舗洋食店は飽きのこないシンプルなカレー

カツカレー 日本橋で創業40年以上の洋食店「グリルしき浪」はハンバーグや海老フライなど定番の洋食メニューをベテランコックが手際よく調理する地元では有名な店。

 同店の「カツカレー」(1,100円)は、外はカリカリで中はジューシーなカツが、皿全体に盛られたルーの上にのる。カツは注文を受けてから揚げ、一口サイズに切り分けて出す。カレーはボリュームのあるライスの上にやや赤みがかったルーがかかっており、やや辛口だがしつこくない辛さでシンプルにまとまっている。ほかに「海老フライカレー」(1,200円)、「カレーライス」(850円)など。

 店内は1階にカウンター席、2階にテーブル席がありあわせて約50席。

グリルしき浪
住所:大阪市中央区日本橋2-5-9
TEL:06-6631-7530
営業時間:11時30分~20時、水曜定休

グリルしき浪 日本人には特になじみの深いカレー。各地の特産を生かしたカレーや時代背景から生まれたカレーなど実にさまざまなカレー店が点在する。個性豊かなカレー店があるミナミでカレーの日にカレーライスを味わってみるのはいかがだろうか。

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