阪神電気鉄道は3月8日より、大阪のメーンストリート・御堂筋に阪神なんば線をPRするバナーを掲出している。
阪神なんば線(西九条-近鉄難波間、3.8キロメートル)は3月20日に開業する新線で、開業と同時に近鉄と三宮-近鉄奈良間で相互直通運転を開始する。開業を10日後に控え、近鉄難波駅などでは案内表示の交換や新しい運賃表の掲出準備などの作業が急ピッチで進められている。
バナーは、阪神なんば線のPRロゴが入った縦2メートル、横65センチの縦型フラッグ。5月10日に開催されるイベント「御堂筋オープンフェスタ2009」に協賛して街路灯につり下げているもの。地下鉄心斎橋駅付近からなんば駅付近までの御堂筋約1キロメートルの歩道に84枚を掲出する。同線の開業を間近に控え、ミナミに阪神電車が乗り入れることを歩行者にアピールするのが狙い。
南堀江のオレンジストリート(立花通)でも800メートルの区間に同様のバナー100枚を掲出し、最寄り駅となる桜川駅の利用を呼び掛けている。掲出期間は約1カ月。