カーネルサンダース人形が24年ぶりに発見-現場に報道陣殺到

捜索活動を見守る報道陣ら

捜索活動を見守る報道陣ら

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 1985年の阪神タイガースのリーグ優勝時に「バース選手に似ている」という理由から興奮したファンにより戎橋から道頓堀川に胴上げに見立てて投げ込まれ、24年にわたって行方不明となっていたケンタッキーフライドチキンのシンボル人形「カーネルサンダース」がこのほど新戎橋近くの川底から見つかり、大阪ミナミで話題になっている。

ダイバーによる捜索活動の様子

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 道頓堀川では現在、川沿いの遊歩道「とんぼりリバーウォーク」の工事が行われており、これまでに戎橋~相合橋間の約260メートルが供用開始された。現在は戎橋から湊町にかけての川沿いで順次工事が行われており、これに伴う探査作業中の3月10日夕方、戎橋から西側に180メートルほど離れた新戎橋の西側川底からカーネルサンダースの上半身が見つかった。在阪のテレビ局はニュース速報を流したほか、夕方のニュースで一斉に報道、ヘリまで出動するほどの騒ぎに。翌11日朝から残る下半身の捜索が行われ、テレビカメラ約15台、報道陣ら約70人が見守る中、ダイバーが9時ごろに無事発見した。

 カーネルサンダース人形については、大阪市の川底清掃作業やテレビ番組「探偵!ナイトスクープ」での探査企画でも見つからず、阪神タイガースの長期低迷に伴い「カーネル人形ののろい」とも言われてきた。ケンタッキーフライドチキン道頓堀店は1998年に閉店したが、昨年3月には甲子園球場内に「甲子園球場店」を開店しており、同店での公開を行う構想も出てきた。

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