心斎橋の女性専用ネットカフェにネイルサロン-新規客の取り込み狙う

店内にはネイリストが常駐し、ネイルの前段階の処理やデザインの相談などを受ける

店内にはネイリストが常駐し、ネイルの前段階の処理やデザインの相談などを受ける

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 心斎橋の女性専用インターネットカフェ「relaxation cafe Sweet(リラクゼーションカフェ スウィート)」(大阪市中央区西心斎橋2、TEL 06-6167-4621)内に3月13日、ネイルサロン「silva flores(シルヴァフローレス)」がオープンした。

ネイリストが常駐して来店客の要望に応える

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 シルヴァフローレスは、東大阪市を拠点とするネイルサロン。代表の田中政人さんが経営する美容室に開設したネイルブースが好評だったことから、ネイルサロンとして独立させた。出店のきっかけは、スウィート責任者の広羽明さんが田中さんの美容室の常連客だったことから、昨年秋ごろから提携を模索していた。

 田中さんは「ネイルサロンは値段が高いイメージがある。ネイリストに希望のデザインやイメージを伝えるのは難しい」と来店客が自由にデザインできる「セルフネイル」(4,000円、60分)の形態を基本とし、価格を抑えた。ネイルの前に行う甘皮処理やトリートメントは常駐するネイリストが担当し、デザインの相談にも乗る。そのほか、利き手のみネイリストが担当する「ハーフネイル」(6,000円)やネイリストがすべて行う「ネイリストネイル」(9,000円、100分)も用意し、利用客の要望に応える。余った時間はスウィートのサービスを受けることも可能で、相乗効果を狙う。

 「ミナミには多くのネイルサロンがあるが、利用客は店舗間の移動をしているだけでネイル人口そのものは増えていない」という田中さんは、ネイル未経験者の取り込みが鍵と考える。3月末までは500円でネイルの下地処理とトリートメントかハンドマッサージと爪磨きのどちらかが選べるワンコインネイルケアサービスを行い、爪ケアに関心を持っていない女性層の取り込みを狙う。同サービスは4月以降の延長も視野に入れる。

 ネイルサロンの営業時間は13時~21時。予約優先。同日、東大阪市内でも1店舗をオープンしており、今後は神戸や東京などへの出店を目指す。

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