飛行機のファーストクラスをイメージしたホテル「ファーストキャビン」-内部を公開

空港のチェックインカウンターをイメージしたスタイリッシュなフロント

空港のチェックインカウンターをイメージしたスタイリッシュなフロント

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 難波駅前の難波御堂筋ビルに4月10日、新タイプのカプセルホテル「ファーストキャビン御堂筋難波店」(大阪市中央区難波4、TEL 06-6631-8090)がオープンするのに先立ち、内部が公開された。

広々とした室内は、一般的なカプセルホテルの2倍以上

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 同ホテルは、従来のカプセルホテルの狭いイメージを払しょくした広くスタイリッシュな個室が特徴で、ビジネスホテルとカプセルホテルの間に「キャビンスタイルホテル」という新たなカテゴリーを提案。企画、プロデュースはファーストキャビン(東京都千代田区)が行い、同ビルを保有する光明が運営する。全国初出店。初年度売り上げは2億8,200万円を見込む。

 フロントは、難波駅に直結する同ビル4階に設置。3階(596平方メートル)、4階(810平方メートル)、6階(753平方メートル)の3フロアに、男性用99室、女性用12室を設けた。フロント前には男性用と女性用の出入り口を設け、携帯電話にダウンロードした「鍵アプリ」で解錠できる。スタイリッシュなフロントは空港のチェックインカウンターをイメージした。

 飛行機のファーストクラスをイメージした「ファーストクラスキャビン」と呼ばれる室内は、1室あたり4.2平方メートルと一般的なカプセルホテルの2倍以上の広さ。天井高も2メートル以上あり、大柄な男性でも十分な広さを確保した。室内には32インチ液晶テレビを設置したほか、共有施設として大浴場、シャワーブース、マッサージスペース、ラウンジ、ビジネスコーナーなども設けた。

 ファーストキャビンの小俣満理副社長は「既に会員登録が650件、宿泊予約が450件入っており、手応えを感じている。年齢層は20~40代が中心で、思ったよりも女性の予約が多い」と話す。「10回分で48,000円の回数券もあり、出張費を抑えたい法人に向けた営業活動も行っている」とも。

 携帯電話またはパソコンからインターネット経由で会員登録を行った上で、利用時間などを予約する。利用料金は、宿泊(19時~翌10時)=4,800円、デイユース(12時~22時)=1時間あたり900円(利用は2時間以上)。4月1日~7日のプレオープン期間に限り、1泊1,000円で提供する。

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