FM大阪、エイズ啓発でトーク&ライブイベント-椿姫彩菜さんがゲストMCに

ライブを披露したアーティストらも交えてトークを繰り広げる

ライブを披露したアーティストらも交えてトークを繰り広げる

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 ライブハウス「なんばハッチ」(大阪市浪速区湊町1)で5月29日、HIV啓発トーク&イベント「愛です!FM OSAKA~HIV/エイズを考えよう!~トーク&ライブ vol.2」が開催され、趣旨に賛同したアーティスト6組やタレントの椿姫彩菜さんが参加した。

イベント後の募金ブースで募金を呼びかける椿姫彩菜さん

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 同イベントは、厚生労働省が後援するFM 大阪のキャンペーン「愛です!FM OSAKA ~HIV/エイズを考えよう!~」で、6月1週目の「HIV検査普及週間キャンペーン」に合わせて開催した。一般公募で招待された800人が参加、HIV啓発番組を担当するDJのKOJIさんと遠藤淳さんがMCを務め、椿姫彩菜さんがゲストMCとして登場した。

 趣旨に賛同したアーティストはライブを行い、PENGINが6月10日に発売する新曲「朝 ANSWER」を披露するほか、MetisやSunSet Swishらがイベントを盛り上げた。SunSet Swishのボーカル・佐伯大介さんは「一人ひとりにできることがたくさんある。お互いのことを思い、お互いのことを助け合うことが大切」と話すなど、アーティストらはHIVに対するそれぞれの思いを参加者に向けて話した。

 トークでは、国立大阪医療センターHIV/AIDS先端医療開発センター長の白阪琢磨さんが「HIV検査で新たに陽性になった人の3人に1人は10代。全体の人数も右肩上がりに増えている」と若い世代にも広がっていることを指摘。「正しい知識が伝わっていないことが、無関心の壁を作ってしまっている」と話す。HIVに関連したさまざまなサポートを行う「りょうちゃんず」の藤原良次さんは「一人ひとりの問題としてとらえるべき。(正しく)知ってもらうためにはこのようなイベントを開くのは大切」と話す。そのほか、橋下徹大阪府知事が寄せたメッセージを紹介、MC陣がHIV検査で陽性になった人とその家族が記した手記を朗読し、HIVに対する正しい知識と共生を訴えた。

 イベント終了後には、MCを務めたKOJIさん、遠藤淳さん、椿姫彩菜さんがロビーの募金ブースに立ち、参加者らに募金を呼びかけた。

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