近鉄は、東海地方の利用客を対象に阪神なんば線を利用する「阪神タイガース応援ツアー」を企画し、6月28日より募集を開始する。
阪神なんば線の開業で、近鉄沿線から神戸方面への利便性が大幅に向上し、阪神甲子園球場や京セラドーム大阪での野球観戦がしやすくなった。同社が5月、阪神との相互直通運転開始を記念して「阪神タイガース応援ツアー」を企画したところ、販売開始初日で募集定員に達する人気ぶりをみせたことから、第2弾の企画が決まった。
対象となる試合は、8月12日の対中日ドラゴンズ戦と同22日の対広島東洋カープ戦の2試合。いずれも京セラドーム大阪で18時に開始する。大阪難波駅発着の近鉄特急と阪神電車(大阪難波駅~ドーム前駅間)の往復割引切符、京セラドーム大阪の入場券をセットにして販売する。
出発駅は名張駅以東の主要駅で、津駅発は大人=10,370円・小児=8,020円、近鉄名古屋駅発は大人=12,190円・小児=8,940円など。希望者には宿泊の手配も行う。近鉄名古屋駅、津駅などの駅営業所で受け付ける。