大阪・ミナミの道頓堀に今年4月にオープンした「TiTAN(タイタン)」(大阪市中央区道頓堀1、TEL 06-6213-7888)の「イタリアンおでん」が人気を集めている。
店主の野口大輔さんが、「ほかではやっていないことを」とイタリア風にアレンジしたおでんを考案、友人らからアドバイスを得ながら改良を加えて完成させた。以前、イタリア料理店に勤めていたことが一つのきっかけになったという。
メーンのイタリアンおでんは、牛タンや卵、ダイコンなどの具をコンソメで炊いたもの。バジル入り岩塩やアンチョビ、ニンニク、みそなどを加えたバーニャカウダなど3種類の薬味で食べる。「牛タンとふんわりじゃがいも」(550円)や「牛筋とサックリ山芋」(450円)、「大根とフォアグラ」(1,200円)など10数種類を用意する。
ほかに、「道頓堀ドッグ」(250円)や「濃厚冷凍プリン」(280円)などユニークなメニューも。道頓堀ドッグはパンの中のちくわにカレーを入れた「カレーちくわパン」とチーズを入れた「チーズちくわパン」の2種類。濃厚冷凍プリンは週末に店頭での販売も行う。ドリンクは、生ビールを中心に、ワインやカクテルなど約50種類を取りそろえる。客単価は2,000~2,500円。
約15坪の店内にはテーブル席15席と立ち飲みスペースを設けた。とんぼりリバーウォーク側からも入店でき、テラス席3席も。平日は仕事帰りの30~40代のビジネスマンの来店が中心で、週末には外国人観光客らがとんぼりリバーウォーク側から多く立ち寄る。
野口さんは「女性の方にも入りやすい、にぎわいのある店づくりをしていきたい」と抱負を語る。
営業時間は11時30分~23時(金曜・土曜は翌5時まで)。月曜定休。