街角の「ヘンなモノ」を集めた写真展-南船場で開催、人気投票も

一目見て違和感が分かる作品からコメントを見て思わず吹き出してしまう作品まで約70点を展示

一目見て違和感が分かる作品からコメントを見て思わず吹き出してしまう作品まで約70点を展示

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 ギャラリー・アビィ(大阪市中央区南船場2、TEL 06-6261-7383)で7月28日、街角の「ヘンなモノ」を集めた写真展「街の違和感5」が始まった。

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 同展は、開廊当初から続く人気企画展で、街角に立っている看板や店の何気ない部分に注目し、普通とは違う「違和感」を収めた作品を集めている。5回目となった今年は6人が出品し、違和感のある作品約70点を展示する。

 展示作品は、ポスターや店舗、看板などさまざまなジャンルに及び、「観察力の鋭さが命」と代表の吹雪大樹さん。建物の階段が撤去されて出入口の扉だけが残る風景や写真をよく見ると思わず吹き出してしまう作品も。自身も出品する吹雪さんは「作品の多くは、普通に通り過ぎてしまう風景だが、写真でよく見ると『違和感』に気付くもの。その看板などを作った人も間違いに気付いておらず、それが『違和感』につながる」と話す。

 期間中は来場者による人気投票を行い、「5代目違和感チャンピオン」を決定する。例年は3,000票以上の投票があり、吹雪さんは「現在2年連続チャンピオンの大崎テツアーノさんが今年もチャンピオンになるか楽しみ」と期待を寄せる。チャンピオンには初代から続く手作りのベルトを用意。最終日となる8月2日19時から同ギャラリーで集計を行い表彰、翌3日に公式サイトに掲載する。

 吹雪さんは「大の大人が集まってアホなことを真面目にやっている企画。笑って見てもらう写真展になれば」と話す。

 開催時間は12時~19時。入場無料。8月2日まで。

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