大阪・湊町のライブハウス「montage」(大阪市浪速区桜川1、TEL 06-6561-8611)で8月26日、漫画家トークイベント第13弾「第2回 竹熊健太郎が語るマンガの黙示録」が開催される。
竹熊さんは、漫画・アニメーションなどのサブカルチャー領域で活動する漫画編集家。著書に「マンガ原稿料はなぜ安いのか?」「ゴルゴ13はいつ終わるのか?」(イーストプレス)、「20世紀少年探偵団」(小学館)などがある。相原コージさんとの合作の「サルでも描けるまんが教室」(同)は60万部のベストセラーとなった。現在は京都精華大学マンガ学部マンガプロデュース学科教授、多摩美術大学美術学部非常勤講師として活躍している。
4月に開催した第1回は「マンガ界崩壊を止めるためには」をテーマに行われた。今回は「マンガ界・出版界の崩壊を避けられない現状を踏まえて、どうすればいいのか」をテーマに展開。会場では竹熊さんが主宰する同人誌「マヴォ」第2号の販売も行う。
今回のイベントを企画したマックスパワーのハヤマックスさんは「今は簡単に情報を得ることができるが、それらのほとんどは何らかの媒体を通した二次情報。人から直接話を聞くという一次情報をもっと大事にしないといけないと思う」と話す。
「本当に面白いものは、面白いものをつくる人の頭の中にある」をテーマに同会場が実施している「漫画家トークイベント」シリーズは過去に「漫画家バンド対決」「大喜利対決」「自作映画上映」などを開催してきた。今後の展望について、ハヤマックスさんは「トークだけではなく、漫画家と一緒に漫画を体験できるイベントにしていきたい」と話す。
19時開場、19時30分開演。チケットは、前売り=2,000円、当日=2,500円(共に1ドリンク代別)。