アメリカ村にカフェバー-街頭ビジョンと連携した販促利用見込む

アメリカ村にオープンしたカフェバー「Local’s Only(ローカルズオンリー)」。店内奥のソファスペース

アメリカ村にオープンしたカフェバー「Local’s Only(ローカルズオンリー)」。店内奥のソファスペース

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 アメリカ村の三角公園近くに8月21日、カフェバー「Local’s Only(ローカルズオンリー)」(大阪市中央区西心斎橋2、TEL 06-6121-2088)がオープンした。

大阪では珍しいコカ・コーラの瓶の自動販売機

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 カフェバーを経営するのは、三角公園横の街頭ビジョン「RIBIA(リビア)」を運営する大阪屋通商(同、TEL 06-6214-1122)。リビアは三角公園の西側に隣接したビルの2階部分に設けた209インチの大型LEDビジョン。ビジョン裏にはステージを設置しており、イベント時にはビジョン本体がせり上がり、アーティストなどが登場するというユニークな仕組みになっている。

 三角公園のすぐ近くのビル1階部分を使用した約60坪の広さのカフェバーは、ソファ席約50席のほか、カウンター、テーブル席約10席を設ける。店内にはフリースペースを広く設けているほか、ソファやテーブルは自由に動かすことができるため、立食パーティーなどのイベント時には100人ほどが収容できる。周りにはクラブが多く、プレオープン期間中には早朝にクラブイベント帰りの客が数多く来店したという。

 フードは、手軽にテークアウトできる「ホットドック」(300円)のほか、パスタやサラダなど。ドリンクはカクテル、ハイボール、ワインなどアルコールのほか、ソフトドリンクのドリンクバーを13時~17時の4時間限定で300円で提供し、中学生などの利用を想定する。入り口付近には大阪では珍しいコカ・コーラの瓶の自動販売機を設置し、1本(190ミリリットル)=100円で販売する。

 街頭ビジョンとカフェバーは至近距離にあり、カフェバーは出入り口を大きく開け放つことができるため、ビジョンで告知してカフェバーに誘導し、体験型イベントを実施するなどの連携利用も想定する。「リビアは一方通行のメディアだが、カフェバーと連携することで双方向のコミュニティースペースとして活用できる」と同社ディレクターの栗岡一郎さん。プロデューサーの四月朔日(わたぬき)幸平さんは「三角公園では実施が難しい、パソコンの体験キャンペーンや、飲料などのサンプリングキャンペーンなどの利用を想定している。既に携帯電話の体験イベントの引き合いも来ている」と話す。

 営業時間は13時~翌5時。

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