南船場の写真ギャラリー「壹燈舎(いっとうしゃ)」(大阪市中央区南船場2、TEL 06-6121-6202)で8月25日、写真愛好家グループ「おやじの会」の「女子部」による初個展「女子部、はじめました。」が始まった。
「おやじの会」は、南船場の写真ギャラリー「NADAR(ナダール)」(南船場3、TEL 06-6251-8108)に集まる「とにかく写真が大好きな、おやじたち」により結成されたグループ。形にとらわれず、作品として成立していればどんな写真も否定せず、積極的に取り込んでいく姿勢に引かれた「女子」が次々と入会し、気が付けばメンバー13人中7人が女性に。
同展には、和田久美子さん、タケウチマユミさん、川谷直子さん、坂上章子さんが参加、それぞれが思い思いの銀塩写真を展示する。
和田さんは、フイルムの1コマで2枚の写真が撮影できる「ハーフカメラ」を愛用。日ごろ街を歩いていて見つけた風景を撮影した。タケウチさんは、緑豊かな風景にコンドームを対比させた写真を撮影、「柔らかい風景の中にトゲのある写真を撮りたかった」という。モノクロ写真が好きという川谷さんは淀川の河川敷の風景を撮影し、「ふわんとした柔らかに感じに」自らプリントした。坂上さんは散歩をしていて撮影した風景写真を展示。「初心者なのでピント合わせに苦労した」と感想を話す。
営業時間は12時~19時。月曜定休。9月6日まで。