みんなの経済新聞ネットワーク大阪(梅田経済新聞・なんば経済新聞・京橋経済新聞)は9月19日・20日、「水都大阪2009」の市民参加プログラムとして「水都大阪2009を取材してみよう 小・中学生1日記者体験」を実施した。
小学5年~中学3年を対象とする同プログラムは、梅田経済新聞・なんば経済新聞・京橋経済新聞の各編集部の記者が講師となり、記事の書き方から実際の取材活動までを体験してもらうもの。大阪市中央公会堂で記事の書き方についてのレクチャーを受けた後、実際に水都大阪2009の各会場に出向きイベントを取材、再び中央公会堂に戻り記事を仕上げる。
20日の午前の部として行った「クルーズ取材」では、12人の子どもたちと記者らが中之島から船に乗り込み、堂島川、東横堀川、道頓堀川、木津川と「ロ」の字型に大阪市内を流れる「水の回廊」を90分かけて移動しながら取材を行った。
なかでも八軒家浜に浮かぶ巨大な「アヒル」や、東横堀川で採取した水の観察、道頓堀川の南堀江に浮かぶ「ソーラーUFO」などに興味を持った様子の子どもたちは、持参したデジタルカメラで撮影しながら気になった点をメモとして記録、クルーズ後に記事としてまとめた。
子どもたちは「道頓堀の水が意外にきれいだった」「知らなかったことがいっぱいあった」「川の上から手を振ってくれる人たちがいて、大阪の人はあったかいと思った」「また1日記者体験をしてみたい」などと感想を語っていた。
この「クルーズ取材」で子どもたちが書いた記事は、今月末に「なんば経済新聞」の特集記事として掲載する。