水の都・大阪の復権を目指し「川と生きる都市・大阪」をテーマに8月22日から週末を中心に大阪市内各所で行われているイベント「水都大阪2009」が10月12日で閉幕する。大阪ミナミの道頓堀川で行われている関連イベント「大阪ミナミ水都祭り」も同日で閉幕する。
「大阪ミナミ水都祭り」は、水都大阪2009の「船着場プログラム(地域協同企画)」として道頓堀川の「太左衛門橋船着場」を中心としたエリアで実施されているもので、戎橋筋商店街振興組合、心斎橋筋商店街振興組合、宗右衛門町商店街振興組合、道頓堀商店会を中心とした実行委員会「総衆ミナミ」が主催する。
道頓堀川遊歩道「とんぼりリバーウォーク」を利用し、地元に詳しい「あきんどコンシェルジュ」が街案内を行うブース「ミナミあきんど案内所」や、地元の飲食店が週替わりで出店する「ミナミまち店イートイン」、また遊歩道の壁面などを「屋外画廊」に見立てて行う「ミナミまちアートギャラリー」として、ミナミの店や企業のポスターを一堂に集める「ミナミ・ポスター展」、絵画や書画などのコンテスト「ミナミまち百景展」、昔のミナミの店や街の写真を集めた「ミナミ歴史写真展」が行われているほか、道頓堀川に浮かべた船をステージとして行う「とんぼりプレミアム・ライブ」も週末を中心に開催している。
いよいよあと3日となった会場では、フィナーレに向けて様々な催しが企画されている。最終日の12日には、15時から「ミナミまち百景展」の表彰式が行われるほか、18時30分からは閉会式が、19時からは水上ライブが行われる。またフィナーレイベントとして17時から、ミナミが大好きというカップルが、道頓堀川に浮かべた船の上で結婚式を行う。
この「水上結婚式」には、カップルの親族のほか、商店街関係者、水都大阪2009に初登場して話題になった「ラッキードラゴン」も参列、また40人で構成する「吹奏楽船」も花を添える。