eスポーツ施設「ｅスタジアムなんば Powered by NANKAI」が7月18日、なんばスカイオ（大阪市中央区難波5）5階にオープンする。運営は南海電鉄。
なんばを中心としたeスポーツ文化経済圏の構築に取り組む同社。取り組みの一環として、エンターフォース（福岡県福岡市）、ウェルプレイド・ライゼスト（東京都新宿区）と業務提携し、開業する。施設面積は約94平方メートル。
オンライン配信や企業によるイベントが手軽にできるように専門スタッフを配置する。メーカーの専用機材に実際に触れて体感できるショールームの役割も兼ね、難波エリアの実店舗への案内などにも対応する。ゲーム依存症対策として、定期的にセミナーなども開催する予定。完全予約制で、料金は、個人・団体は利用無料、法人は11万円から。
店内には一般には高価なゲーミングパソコンやデスク、ヘッドセット、キーボードなどをそろえる。イベントの内容によって柔軟にレイアウトを変更できるようにコンセントや回線の接続場所を多数用意する。
開業に先立って行われた記者向け発表会で、南海電鉄のイノベーション創造室副室長・和田真治さんは「10代・20代の学生がやりたいことをやれる、そういう環境を作ることも街づくりの一つ。eスポーツを通してなんばに愛着を持ってもらえたら」とあいさつ。続けて「なんばをeスポーツの聖地にしていく」と目標を掲げた。
営業時間は11時～20時。